ゲイ同士が出会う場所として、近年注目されているのが「Blued(ブルード)」というゲイアプリです。
ゲイの恋人が欲しい!
友達が欲しい!
セフレが欲しい!
など、ゲイアプリを利用している人の目的はさまざまです。
ハッテン場やウリセン、ゲイマッサージなど、ゲイをターゲットにしたサービスは増えていますが、同じようにゲイアプリも気軽に出会えるツールとして普及を拡大させています。
今回は「Blued(ブルード)」の基礎知識や特長をはじめ、上手に「Blued(ブルード)」を活用するポイントを紹介していきます。
「Blued(ブルード)」とは?
Bluedは2000年にゲイ男性のために作られた中華圏のゲイアプリで、オンラインコミュニティと言う位置づけで設立されました。
ゲイアプリがリリースされてからゲイに対する社会的態度も変化させるなど、業界の中では一目置かれる存在となっています。
世界最大のゲイ向けソーシャルネットワークとしており、ユーザー数は世界に4000万人もいます。1日あたりのアクティブなユーザー数は、非常に多く、ユーザーの大半は中国人です。
中国もLGBT関連のサービス需要が急増しており、「Blued(ブルード)」以外にもさまざまな出会い系アプリがリリースされています。
しかし、世界のユーザーをターゲットにしているゲイアプリは少なく、先駆者である「Blued(ブルード)」が他のゲイアプリを追随させない形となっています。
「Blued(ブルード)」が世界的な人気を獲得したことによって、アメリカに拠点を置いているHornetと戦略的提携関係に入っています。
ライブ配信機能の人気が高く、この機能を目的に利用するユーザーも少なくありません。
「Blued(ブルード)」を利用するためには
「Blued(ブルード)」は18歳以上の男性が利用できるアプリで、GoogleのPlaystoreとアップルのAppstoreでインストールできます。
ツイッターやフェイスブックのアカウントを持っている場合は、これらのSNSアカウントの情報を元にして会員登録することも可能です。会員登録にSNSアカウントを使ったからと言って、周囲にゲイアプリの利用がバレるわけではないので安心して下さい。
プロフィール画面のところにいくと、身長・体重など通常のSNSとは違ったプロフィール情報の入力が必要です。また、登録画面には役割という項目がありますが、これはネコ・タチ・リバから選ぶことになります。
プライバシー保護に力を入れており、安心・安全に匿名アカウントで楽しむことができるアプリです。
「Blued(ブルード)」はどんな人におすすめ?
「Blued(ブルード)」は誰でも簡単に利用できるゲイアプリなので、
- ゲイの友達が欲しい
- ゲイの恋人が欲しい
- ゲイのセフレが欲しい
- 遊び相手が欲しい
という人におすすめのアプリでユーザー数も多いので、目的に合った出会いができます。
年齢層も20代から60代と層も厚いですが、検索機能などを使って出会う相手の年齢は制限することも可能です。
また、無料でチャットできるので、
「コストをかけずにゲイアプリを利用したい」
「ライブ配信を通してゲイと仲良くなりたい」
という人のニーズにも応えてくれます。
ゲイアプリという位置づけですが、バイセクシャルやニューハーフも利用しているので、生粋のゲイ以外のユーザーも少なくありません。
コミュニティツールが充実しているので、
「共通の趣味や話題を通じて仲良くなりたい」
と言う人にもおすすめです。
「Blued(ブルード)」の8つの機能
「Blued(ブルード)」には、ゲイ同士が最高の出会いを実現するために、さまざまな機能やサポートツールを用意しています。「Blued(ブルード)」で出会うためには、上手に機能を活用するのがポイントの1つです。
ほとんどの機能が無料で利用できるので、積極的に「Blued(ブルード)」を活用して出会いを実現していきましょう。ここでは「Blued(ブルード)」の機能について紹介していきます。
ライブ配信機能
「Blued(ブルード)」の一番の特徴と言えば、ライブ配信機能を挙げるユーザーも多いでしょう。「Blued(ブルード)」は、ツイッターやインスタグラムのような、多数の人が視聴しているライブ配信を行うことができます。
「Blued(ブルード)」はユーザー数が多いことから、毎日どの時間帯でもさまざまなユーザーがライブ配信を行っています。配信内容もユーザーによってさまざまで、ずっと話しをしている人もいれば、料理をしている人、特技を披露している人もいます。
ライブ配信には、コメント機能やコメントに対する返信機能などが搭載されており、一方的に流す動画と違って視聴者も参加できるのがメリットです。視聴するだけでなくライブを配信するユーザーになれば、より多くの人と効率的に交流を深めることができます。
「Blued(ブルード)」でライブ配信をするユーザーを“ライバー”と呼んでいます。
2020年4月現在、配信する前に権限を申請する必要がありますが、プロフィール画像を設定していればすぐに承認されるので誰でも“ライバー”になる事ができます。
ライブを配信する場合はライブタイトルを入力しますが、配信内容を分かりやすくまとめておくと、視聴してもらえる確率が上がります。ライブ配信している最中に視聴中のユーザーとビデオチャットを行うことも可能です。
フォロー機能
「Blued(ブルード)」にはブリーディングやイイネの機能はありませんが、その代わりとなるのが「フォロー機能」です。誰かをフォローするとツイッターのようにタイムラインでフォローした人の投稿を追うことができます。
気に入ったユーザーをフォローすることで、フォローしたユーザーのタイムラインを見ることが可能です。
自分自身もタイムラインを更新することもできます。
フォロー機能は他のSNSにもありますが、他のSNSと違っているのは「他のユーザーが誰をフォローしているのか見ることができない」という点です。フォロー機能が搭載されているものの、ユーザーのプライバシーはしっかり守られています。
フォローしてなくてもメッセージの送付はできるので、単にメッセージのやりとりをするだけであればフォローの必要はありません。相互フォローの状態になると友達に加えられるので、どんどんフォローをしてリフォローしてもらうことによって友達を増やすことができます。
ライブ配信でお気に入りのライバーを見つけてフォローしておくと、ライバーがライブ配信をするときに通知を受け取れます。
BUZZ機能
フェイスブックやインスタグラムなどのSNSには、タイムラインという機能が備わっており、この機能を通じて日常の出来事や写真をアップできます。
「Blued(ブルード)」に備わっているBUZZ機能は、SNSで言うタイムラインのような機能で、写真や近況をアップロードして他のユーザーと交流を図ることができます。
BUZZ機能を使うことによって、自分を他のユーザーにアピールできるメリットや、他のユーザーが自分を見る機会が増えるメリットがあります。
ただし、卑猥な写真や動画のアップロードは運営で禁止されているので注意してください。
「Blued(ブルード)」はユーザーを不快にさせないために写真や動画のチェックは細かく行っています。
いきなりアカウントが停止される可能性は低いものの、何度も違反行為をしているとアカウントが停止される可能性もあるので注意が必要です。
他のユーザーの投稿をチェックしたい場合は、フォローしておくと簡単に投稿を追うことができます。
マッチングする前にその人の価値観や世界観を知ることもできる便利な機能です。
グループ機能
「Blued(ブルード)」にはグループ機能と呼ばれる機能が備わっていますが、この機能は同じような趣味を持つユーザー同士でコミュニティが作れるサービスになります。
ユーザー自身がコミュニティを作ることも、他のユーザーが作っているコミュニティに参加することも可能です。
グループ機能には、同じような趣味や考えを持つ人と交流できるメリットがあります。闇雲にメッセージを送って返信があっても、会話が続かなければ関係は発展しません。
しかし、グループ機能に登録しているユーザー同士であれば、共通の話題があるので会話を続けることができます。特に「Blued(ブルード)」を利用している目的が恋人探しのように、深い関係を求めている人は長続きするためにも共通の話題は大切です。
コミュニティを作れば1対1のつながりではなく、大勢とのつながりになるのでグループのオフ会などに参加してリアルな出会いもできます。
「Blued(ブルード)」にはいろいろなグループが公開されているので、まずはどんなグループがあるのかチェックして、自分に合うグループに参加していくとよいでしょう。
GPS機能
「Blued(ブルード)」はライブ配信を主戦場にしているイメージを持つ人が多いですが、GPS機能を使って近くの人と出会うという、他のゲイアプリと同様の機能も有しています。
GPS機能を使って近くのゲイと出会うためには、位置情報の提供が必要になります。位置情報を提供してGPS機能を使っても、相手の場所は正確に割り出せない仕様となっているので、位置情報を提供したからと言って他のユーザーに自分の居場所を知られる心配はありません。
GPSで周囲のユーザーを見る方法は、検索画面から周辺をタップするだけで一覧表示されます。どんなユーザーが近くにいるのか簡単に把握ができるので、旅行や出張に行ったときにもおすすめです。
また、近くにいる人を確認する場合、通常のゲイアプリは閲覧できる人数に制限があります。多くのユーザーを確認するためには課金や有料会員になる必要がありますが、「Blued(ブルード)」は無料会員でいながら無限スクロールで距離・人数制限がありません。
写真のプライバシー設定ができる
ゲイアプリの中にはプロフィールで設定した写真が悪用されると言ったトラブルも少なくありません。しかし、プロフィールに自分の写真を設定してないと、ユーザーの興味を惹くことは難しいです。
「Blued(ブルード)」は、チャット上での写真送信や非公開写真の公開機能が搭載されており、すべてのユーザーの前で画像を公開しなくても良い仕様になっています。
さらに、チャット上での写真送信時にプライバシーの設定が可能です。この機能を使用する場合は、チャット画面で写真を送信するときに画像左下の⑤というボタンを押す必要があります。
「Blued(ブルード)」の機能によって写真を受け取った相手は一度きりの5秒間だけの写真を表示することが可能です。1回きりの表示なので安心して画像の送信ができます。
足跡機能
「Blued(ブルード)」はユーザーのプロフィールをチェックした場合に、自分の足跡が残る仕様になっています。もちろん、他のユーザーが自分のプロフィールをチェックした場合も足跡は残ります。
足跡機能を導入しているゲイアプリは多いですが、「Blued(ブルード)」は足跡機能も無料でついてくるのでコストは不要です。
残した足跡をきっかけにマッチングするケースも多いので、早くマッチングをしたい場合は、タイプのユーザーのプロフィールをどんどん閲覧して足跡を残していきましょう。
何度も同じユーザーから足跡がつくような場合は、興味や好意を持っている可能性もあるので、フォローやメッセージを送ってやりとりしましょう。
チャット機能
「Blued(ブルード)」のメッセージのやりとりは、基本的にチャット機能を通じて行ないます。
メッセージのやり取りと言えば、「文字の送信」と「画像の送信」のシンプルな機能だけ搭載されているゲイアプリがほとんどです。
しかし、「Blued(ブルード)」にはボイスメッセージが送信できる機能も搭載されています。「相手の声を聴いてみたいけど、いきなり電話するのは抵抗がある」というユーザーにはボイスメッセージの利用がおすすめです。
他にも短い動画の送信やgifの送信も可能で、待ち合わせに便利な位置情報送信の機能も付帯されています。
特に他のゲイアプリと大きく違う点は、チャット機能に「ビデオ通話機能」がついている点です。
会う前にどんなユーザーが知っておきたい、文字でチャットするのは苦手という人におすすめの機能となります。
このように「Blued(ブルード)」のチャット機能はライン並みに多機能になっています。
「Blued(ブルード)」のちょっと変わった使い方
「Blued(ブルード)」は全世界向けのアプリであるため、外国人と多く出会うことができます。また、他の出会い系アプリと違ってSNSの要素が強いため、出会い目的で利用するだけでなく、純粋な交流を目的に利用しているユーザーも多いです。
たとえば、
- 外国人と仲良くなって文化の違いを知りたい
- 外国語の勉強がしたい
- 留学を考えているので、その国の人と仲良くなりたい
など、ゲイ同士の出会いとは違った目的で利用するユーザーもいます。
外国人との交流になると言語の壁も生まれますが、言葉が分からなくても翻訳サイトを活用することで把握できます。生きた言葉を学ぶことができるのも「Blued(ブルード)」のメリットです。
「Blued(ブルード)」で出会うためのコツ
「Blued(ブルード)」を使って出会いを実現するためには、プロフィールの充実とあらゆる機能の活用がポイントになってきます。
ここでは、「Blued(ブルード)」で出会うための2つのコツを紹介します。
プロフィールを充実させる
「Blued(ブルード)」に限った話しではありませんが、ゲイアプリで出会うためにはプロフィールを充実させることが大切です。
特に重点を置きたいのが、
- プロフィールの内容
- プロフィール写真
の2つです。
プロフィールの内容は詳しく書けば書くほど、より自分が求めている相手と出会いやすくなります。
プロフィールを細かく記載することによって、自分がどんな人間であるかどうかを他のユーザーにアピールできます。自分がユーザーを探すときにも、プロフィールを細かくチェックする!という人も多いでしょう。
プロフィールは相手を判断するために必要なので、登録が完了したら最初に入力しておきましょう。
また、なぜ「Blued(ブルード)」を利用しているかについても、プロフィールで触れておいた方がいいでしょう。
たとえば、「友達募集中」や「恋人募集中」などの言葉を入れておくと、どんな目的でゲイアプリを利用しているか閲覧したユーザーも簡単に分かります。
プロフィール画像についても自分自身の顔や体型を載せるのが理想ですが、露出が多い画像にしてしまうと運営サイドに削除されてしまう場合もあるので注意しましょう。
自分の画像を表示させるのであれば、できるだけかっこいい自分を掲載したい、と考えるのは自然です。しかし、あまりにも現物とかけ離れたイケている写真をプロフィールに設定してしまうと、実際に会った時のギャップが大きくなってしまうのでおすすめできません。
最近は加工アプリも増えていて加工した写真を載せる人も多いですが、それよりは自然体の写真を載せる方がよいでしょう。
あらゆる機能を活用する
「Blued(ブルード)」で出会うためには、「Blued(ブルード)」で利用できるあらゆる機能を使いましょう。
出会いを実現するために特に使える機能は、
- ライブ配信
- GPS機能
- BUZZ
の3つの機能です。
「ライブ配信をするのは恥ずかしい」と言うユーザーも多いと思いますが、無理に自分がライブ配信をする必要はありません。ライブ配信しているユーザーを見つけて、コメントやメッセージのやりとりをするだけでも交流するきっかけになります。
ライブ配信は「Blued(ブルード)」の一押し機能でもあるので、「Blued(ブルード)」を利用するならライブ配信機能はどんどん活用していきましょう。
また、「すぐに出会いたい」や「近くの人と会いたい」という場合は、GPS機能を活用しましょう。自分のいる場所の近くにいるユーザーを簡単に見つけることができるので、メッセージのやりとりをして、すぐに出会うこともできます。
SNSで言うタイムラインのような機能を持つBUZZも活用すればするほど、いろいろなユーザーと交流する機会を増やせます。これもライブ配信機能と同じく、自分から無理に配信する必要はありません。
「Blued(ブルード)」には出会うために活用できるさまざまな機能が搭載されているので、これらの機能を活用して積極的に出会いを求めていきましょう。
「Blued(ブルード)」の口コミ
「Blued(ブルード)」は世界に多くのユーザーを抱えるアプリであり、ゲイアプリの中でも世界ではトップクラスの人気を誇っています。
ユーザー評価も高いゲイアプリですが、以下に「Blued(ブルード)」の口コミを一部紹介していきます。
世界に多くのユーザーを抱えていることや、セキリュティ対策・プライバシー管理が徹底していることからBluedの利用を始めました。何と言っても機能が多いのが素晴らしい。特にライブ配信機能はリアルタイムで動くユーザーを見ながら交流を深められる神機能で、最初は見るだけユーザーだったんですが、最近はフォロワーが増えて自分でもどんどんライブ配信して交流を深めています。
今までさまざまなゲイアプリを使ってきたけど、その中でも特に使いやすいアプリでした。チャット機能もラインのように使えて、文字のやり取りだけでなく動画のやりとりができるのも最高です。グループ機能を活用すれば、いろいろなコミュニティで横とのつながりを作ることができます。外国人ユーザーと気軽に交流できるのもよかったです。
BUZZ機能が使いやすいです。もともとフェイスブックをしていたんですが、同じような感覚で利用ができます。アカウントもフェイスブックのものを使ってますが、プライバシー管理もちゃんとしているので問題なく利用できてますよ。個人的にはチャット機能の使いやすさが気に入っています。
など、「Blued(ブルード)」独自のライブ配信機能やチャット機能、BUZZ機能の使いやすさなどが特に評価されているのが分かります。
数あるゲイアプリの中でもレビューや口コミ評価は特に高く、多くのユーザーに支持されているのが分かります。
まとめ
「Blued(ブルード)」は、ゲイアプリの中でも、よりグローバルに展開しているアプリで、独自性の高い機能やサービスで、ゲイ同士の出会いの場所を提供しています。
多機能でありながら無料で使えるのが「Blued(ブルード)」のメリットですが、有料会員になるとプライバシー機能を高めることもできます。
「Blued(ブルード)」を利用するなら、ライブ配信やBUZZ機能は積極的に活用していきたいものです。またグループ機能を使ってコミュニティグループを作って、そこからいろいろなユーザーと関係を深めていくのも良いでしょう。
外国人の利用が多いイメージのあるアプリですが、日本人ユーザーも多くいるので身近なゲイと気軽に出会うこともできます。
また、時代に合わせて、どんどん機能がアップグレードされて今後が楽しみなゲイアプリです。これまでにゲイアプリを使ったことがないという初心者にも使いやすいアプリなので、ゲイアプリを始めてみようかと考えている人にもおすすめです!