小さな巨人と呼ばれて人気急上昇中なのが田中史朗だ。身長の低さを強靭な筋肉でカバーし、世界で活躍している。田中史朗と言えば、2015年のラグビーワールドカップにおいて五郎丸選手と同様に有名になった。
小さくで笑顔がチャーミングと言えば、ピンと来る人も多いはずだ。
田中史朗のプロフィール
田中史朗の生まれは京都府である。ちなみに、名前は“たなかしろう”と間違われることが多いが正しい読み方は“たなかふみあき”だ。
166cmと小柄であるが、大学時代にはニュージーランドに留学している。その頃から体の小さい自分が大男の中でいかに生きて行くのか!を意識して自分のスタイルに磨きをかけるようになった。
世界規格外の小さな男に足をからまれて、他の選手なら乗り越えることができるスペースを突かれ、その小さな体で相手のマークを外せば相手チームにとって大敵になる。
それをやって周囲を驚かせたのが田中史朗である。
田中史朗の筋肉がとにかくすごいとゲイの間で評判だ。ネット上にもSNSなどで筋肉が分かる写真が上がっているが、日頃から体を鍛えることに余念がない。
試合での存在感もすごい
ラグビーは身長が高い方が有利だと言われている。
田中史朗は体格が小柄ということもあり、俊敏性や体力を活かして勝負している。田中史朗のポジションはスクラムハーフということもあり、15人の中で一番パスが多くあって判断力を求められるポジションである。
チームが勝利するために体力増強と判断力を身に着け努力していた結果、世界クラスの能力を身につけることになった。高校時代に指導者からは小さくてもスピードがあると言われており、身に着けるように意識していった。
身長が最大のコンプレックスなのかもしれないが、コンプレックスを乗り越えようとしたからこそ強い精神力が鍛えられたとも言えるだろう。
身長が低いからと言って諦めるのではなく、小柄でも肉体を鍛えて相手選手に負けないスピードで日本代表を掴みとった。
今後も田中史朗選手の活躍に期待だ。