近年、ゲイビデオ業界は多様化と細分化が進み、作品内容・出演者層・ジャンルごとにファンのニーズに応える専門メーカーが次々と登場しています。
そんな中で「硬派系リアル志向」「マニアックな性癖の追求」「男臭さ・汗・体臭」に徹底してこだわる老舗系のメーカーとして一定の人気を誇っているのが――JUSTICE CORPORATION（ジャスティス・コーポレーション）です。
本記事では、同メーカーの特色、代表的なレーベル、作品傾向、SNSでの反響、ファン層の特徴、購入方法までを網羅的に紹介します。
JUSTICE CORPORATIONとは？
JUSTICE CORPORATION（以下、ジャスティス）は、2000年代初頭より活動する、肉体派・リアル系に特化した日本のゲイビデオ制作会社です。
大手メーカーとは一線を画す玄人志向のラインナップが特徴で、商業主義に流されない硬派なスタンスを貫いています。
リアル路線に徹した生活の中のエロ
多くの作品は、「AV男優っぽい芝居」や「過剰な編集」を排除し、日常的なシチュエーションの中で生まれるリアルな性欲の発露を描きます。
- 職場や体育館でのノンケ凌辱
- バイト先での先輩×後輩の上下関係プレイ
- スポーツクラブの風呂場での密着絡み
- 筋トレ中に興奮しそのまま行為へ突入する筋肉系の展開
など、「こんな場面、本当にありそう」と思わせる構成が多くのユーザーに刺さっています。
汗・臭い・肉感のフェチズム
以下のようなマニア向け要素をとことん追求：
- 汗だく・体臭を強調するカメラワーク
- シャワーなしで続く「生々しい絡み」
- 脱がせ・剥ぎ取りのスローモーション撮影
- アングルによる股間の密着感強調
実際に「ジャスティスの作品は興奮より匂いが伝わってくる」と称されることも。
出演者の傾向
ジャスティスが起用するモデルは、いわゆる“ビジュアル系”とは真逆。素朴系 / 体育会系 / ガチノンケ風の男性たちが中心です。
■ よくある出演者の属性：
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 体育会系ノンケ風 | 部活あがりのような無骨な見た目。サッカー・野球部出身者風が多い。 |
| 土方系・作業員系 | 工事現場で働くような日焼け肌・無骨さ・無精髭。着衣フェチ系に登場。 |
| モサかわ系大学生 | 地味目な大学生、サークル系男子、童貞系など。いじられ役や調教系で活躍。 |
| 筋トレ系マッチョ | ゴールドジム通いの肉体派も一部登場。シンプルな絡みで肉感を魅せる。 |
とくに「イケメン」「王子系」よりも、「生活感あるリアルな男」が重視されている点に共感するファンが多く、リピーター率の高い作品が揃っています。
レーベルと代表的なシリーズ
JUSTICE CORPORATIONの作品は、複数のシリーズ／レーベルに分かれて展開されています。
以下はその中でも代表的なものです。
「JUSTICE」シリーズ
ジャスティスの中心軸となるメインレーベル。
リアルで素朴な男たちの絡みを、ストーリー性よりも性欲の流れに沿って構成。
2025年現在も「JUSTICE 3rd」として継続中。
「GUILTY」シリーズ
18～19歳の若年層モデルを中心とした作品群。
リアル素人系のドキュメンタリー風構成が多い。
過去には未成年出演問題により販売停止された経緯も。
「UNFAIR」シリーズ
20代後半〜30代の年上モデルに特化したシリーズ。
落ち着いた雰囲気、スローな絡み、年上×年下プレイなど大人向け構成。
ファン層と反響｜X（旧Twitter）でも話題に
ジャスティス作品は、SNSでも一部の熱狂的なファンによって積極的にシェアされています。
X（旧Twitter）での反響例
- 「この肉体、マジでジャスティス（＝正義）」というダジャレ入りハッシュタグが登場
- 「最近のビデオは綺麗すぎて興奮できない。ジャスティスで抜くのが一番」という投稿も
購入者レビュー
DVDショップのレビューには、以下のような声も。
- 「編集のされてなさが逆にリアルで抜ける」
- 「モデルの顔が地味なのがイイ、生活感あるからこそヌケる」
ジャスティスの今後に期待されること
ジャスティスは公式情報の発信こそ控えめですが、2020年代に入ってからも定期的に新作を発表しており、根強いファン層に支えられています。
最近では、若手スタッフによる撮影構成の刷新や、新人モデルのスカウトに力を入れる動きも見られます。
今後は、
- 高画質配信への対応
- Xアカウントの公式運用
- 海外ファン向けの字幕展開
などが期待されていますが、あえて今のままの硬派さを維持してほしいという声も根強くあります。
JUSTICE CORPORATIONは、リアルと男臭さの最前線
ジャスティス・コーポレーションは、今どきのキラキラ系ゲイビデオとはまったく異なる存在です。
「地味だけどリアル」「エロより体臭」「芝居より空気感」――そんなキーワードにピンとくる方にとって、ジャスティスはまさに正義となることでしょう。
硬派系・匂い系・肉体フェチ系の世界をじっくり堪能したい方には、一度は手に取ってほしい隠れた名門レーベルです。
